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先生の日記

     <6月>


6月5日

「伊奈のバラ園」

今日は久し振りにとても良いお天気だった!
朝はとっても、すがすがしくて気持がよかったが、午後からは暑くなってきた〜。
今日は仕事に行く途中、伊奈のバラ園に立ち寄ってみた!
バラ園に入った途端、バラの香りに圧倒される・・・・・・・・
うぅ〜〜ん、まさしくアロマテラピーのローズの香りだ!
ローズの香りは何に効果があったかな?
精神安定?違う!これはラベンダーだったかな?
なんでもいい、とにかくバラの香りに包まれて、とても気分はいい。

花は、少し、散り始めてはいたが・・・まだまだ見る事が出来た。
赤、黄色、オレンジ、ローズ、白、ピンク・・・・etc色々な種類のバラが咲いていた。
ふっと、耳を澄ますと・・・バラ達の会話が聞えてきそう・・・・
「私の微妙な色素敵でしょ!」「私は小さいけれど、沢山咲くと豪華よ!」
「バラの新品種だ、珍しいだろう」「一番大きくて、香りもいいでしょ」・・・・・・・・・・・
色々な種類のバラが「私が一番よ!」と競い合って咲いている様に見える。
まさしく花の競演だ!
私が大好きなチャイコフスキーの「花のワルツ」が頭の中で鳴っている♪

「みんな綺麗だよ!素敵な花と香りをプレゼントしてくれて、有難う!」とバラ達に
心の中で呟いて、バラ園を後にした。


6月8日

「ホームページ」



パソコンを始めてもうすぐ一年が経つ!
一年前は、マウスの使い方も解からず、キーボード一つもまともに打つ事も
出来なかった。
普通はまず、ワード、エクセル・・・などを習ってからホームページ作成に入って行くのが
当たり前らしい。(後から解かったのだ)
いきなりホームページを作成する人はどうもいないらしい・・・・・しかも独学で・・(笑)
どうも、音楽にお金を掛けるのは当たり前だと思うのだが、
パソコンにお金を掛けて習うのは勿体無い・・・と思ってしまうのだ。

なんとか半年以上掛かって、少しずつホームページを作り上げていったのだが・・・・
まあ、大変だった事!解からない事だらけで、毎日パソコンと格闘!!
でも私には、解からない時、助けてくれる強力な助っ人がいた。
以前からホームページを開いているYUKIちゃん、そして息子の先輩の青砥さんだ。この
お二方には、大変にお世話になった!今もお世話になっているが、本当に感謝している。

なんとか、2月にホームページを開設!!!
あれから4ヶ月ちょっと経つが、なんとアクセス数ももうすぐ2300になろうとしている!
4月に設置した掲示板にも、生徒さん始め、ご父兄の方、先生仲間、友達、・・・etc
沢山の方々に、書き込みを頂き200件を越える事が出来た。
とても嬉しい、感謝の気持でいっぱいだ!
ホームページが「これからも、楽しい交流の場になってくれたら・・・」と願っている。

今日、やっと「先生の旅行」オーストリア旅行が新しいページに加わることが出来た!
去年のちょうど今日、6月8日に出発した旅行だ。
一年前を思い出しながら日記風に綴ってみたが・・・・
もう気分はオーストリアに飛んでいってしまった♪

これからも、またパソコンと奮闘しながら、楽しく素敵なページを作成していきたい!


6月11日

「かっこう」



今朝、目が覚めたら???なんかの音がする??
なんだろう?と良く聞くと・・・・・
「かこ〜、かこ〜、かこ〜」と心地良い鳥の声!
なんと「かっこう」の鳴き声だった!
ここに住んで何十年経つが、カッコウ鳥の鳴き声を聞くには初めてだ。
なんか森の中に居る感じで、とてもさわやかな気分になる。

ここで音楽の仕事に携わっている私、職業柄すぐに分析をしてしまうのだ!
「かっこう」×ではなく「かこ〜」○と鳴く。
まず   音の高さー「かこ〜」=「♯ソミー」
             という事は♯4つの「イ長調」
      拍子   −「4分の3拍子」
次に   速さ   −「かこ〜・・かこ〜・・かこ〜・・」=138
と分析の結果わかったが・・・鳥によって声の高さや速さが違うのか?
今日は一羽なので、その辺りは不明だ。今度森にでも行って研究したいな(笑)

朝から夕方までカッコウ鳥の鳴き声を聞きながらレッスンが出来た♪
      今日一日・・・♪〜〜「森の中の音楽教室」〜〜♪だった・・・・・


6月18日

「雨」



今日も朝から雨!
梅雨に入り、毎日雨ばかり・・・・。梅雨とは言え、こう雨が続くと、いい加減飽きてくる。
おまけに、ジメジメ、ムシムシ・・・。みんな気分的にうつ状態になってしまう!

ここで、ちょっと気分一新!!
「雨」をテーマにした曲ウォッチング♪

「雨だれのプレリュード」(フレデリック・ショパン)
「雨の庭」(クロード・ドビュッシー)
「雨」(ラ ピオッジャ)
「雨に唄えば」(ナシオ・ハーブ・ブラウン)
「雨にぬれても」(バート バカラック)
「雨降りお月さん」中山晋平(作曲) 野口雨情(作詞)
「雨やどり」(さだ まさし)
「冷たい雨」(荒井 由実)
              ・
              etc
とにかく沢山あるなぁ〜
雨の日、人によって聴きたい曲、口ずさみたくなる曲は色々あるだろう。
私も、聴きたい曲は沢山ある! でも、いつも、ふと口ずさむ曲は・・・・
♪「ぴっちぴっち、ちゃっぷちゃっぷ、らんらんらん〜・・」
♪「雨降りお月さん雲のかげ〜・・・・・・」
♪「雨が降ります雨が降る〜・・・・」
なぜか・・・子供の頃に、父のオルガンで一緒に歌った童謡になってしまうのだ!

さあ、今日は楽しく、子供達とみんなで童謡を歌っていこう!
( ^0^)「雨雨ふれふれ、母さんが、じゃのめでお迎えうれしいな〜♪・・」
でも!今の子供達「じゃのめ」って知らないよね( ̄ロ ̄lll)!


6月25日

「音の郵便屋さん」

「アンクルンでおぼろ月夜」
「みんな、やったぁー!」
「素晴らしいプレゼント」

今日は、2回目「蓮田園音楽グループ」の発表会だった。

4月に1回目の発表をしてから2ヶ月間、今日の日のために一生懸命に
練習をして来たのだ。
練習といっても、全員、蓮田園で働いているメンバーなので、夜勤、遅番・・・・と、
中々、スケジュールが合わない。
みんな全員で顔を合わすのは、今日が始めて!
と、不安がいっぱいだった。

バンド名もおじいちゃん、おばあちゃんから募集して「音の郵便屋さん」に決定!!

午前中、降りしきる雨の中、10時に教室に集まっての必死の練習♪
そして発表会が始まる3時頃には、雨もあがり、とても良いお天気になって来た。
(さすが、皆のパワーだ!)
さあ!蓮田園到着!発表会本番だ♪

1曲目、元気良く「汽車」(笛、フルート、ピアノ、ギター)でスタート!
みんな、楽しそうに口ずさみながら、聞いてくれている。
2曲目 おじいちゃん、おばあちゃん達にマイクを向け「星影のワルツ」(ギター、バイオリン、サックス、ピアノ、トライアングル)皆の歌に合わせて・・・演奏した(笑)。
3曲目、一番心配していた「ボディーパーカッション」(全員)!
これは物の見事に大成功!やった!
4曲目、「おぼろ月夜」(アンクルン、キーボード、グロッケン、ピアノ)がスタート!??
凄い速さだ!大丈夫?皆必死になって、なんとか無事最後までたどり着いた(ふぅ〜)
いよいよ最後の曲♪
5曲目、「上を向いて歩こう」(ギター、グロッケン、フルート、口笛、ピアノ、タンバリン)
を皆で歌いながら、楽しく演奏して終了した!

今回も、皆さんとても喜んで下さって、「また次回楽しみにしているからね!」と
一生懸命に折り紙でおった蝶、鶴や奴さん・・・etcプレゼントして下さった!(ありがとう)
また、園長さんからも、とっても素敵な花束を頂いた。感激!!(有難うございました)

音を楽しむのが「音楽」♪これを忘れてはいけない!
改めて、音楽の楽しさ、大切さ、素晴らしさを考えさせられる一日になった。


          音の郵便屋さんから郵便が届いています!

♪「人生、燃えて燃えて 燃えまくるぞ〜!!音楽は人生を変える」ータケシ

♪「やっちまった!失敗失敗!先生ごめん。次回は必ず、間違わずに弾いてみせるぞ
   頑張るぞ〜53才」ーミッチャン

♪「初めての音楽クラブ!!こんなに楽しいものだとは思わなかった。
  また必ず参加したい。皆さんヨロシクお願いします。」ーユリ

♪「ボーディーパーカッションの最後の瞬間、感動しました。」ーミキ

♪「2回目の難しさが身にしみました。でも、音楽は素晴らしいですね。
  楽しかったです。」−ジュン

            返信です!
♪「音の郵便屋さんの届ける音楽♪
  おじいちゃん、おばあちゃんを笑顔に変える事が出来たね!!!」ーシゲコ


6月28日

「八ヶ岳高原音楽堂」 






「八ヶ岳音楽堂」
「宗次郎」のDVDとサイン

「八ヶ岳高原音楽堂はとても素敵よ!」と話には聞いていた。
今日はその音楽堂に行く事が出来たのだ!
「宗次郎のオカリナ ソロ・コンサート」を聴く事が出来る♪
今日の日をとても楽しみにしていた私だった。
梅雨空・・・心配していたお天気だったが、音楽堂に着く頃はお天気になって来た。

音楽堂(標高1500m)の駐車場から音楽堂に続く道!
小鳥達のさえずり「カッコウ〜」「ホーホケッキョ」「ピイピイ」・・・・・・・・etc
雨上がりの、まばゆい緑の木々・・・・・・時折、さ〜っと吹き抜けるさわやかな風・・・・
遠くには八ヶ岳の山々がそびえている。
そんな、日本離れした景色の中に「八ヶ岳高原音楽堂」があった!
音楽堂は美しい六角形のガラス張りだ、また、暖かい木のぬくもりも伝わってくる。

18時開演なので、それまでは、ホールに隣接するホワイエで軽食のサ−ビスもあり、
また音楽堂の歴史を色々と書いてあるパネルなどを読む事が出来た。
今までに「スヴャトスラフ・リヒテル」「ミッシャ・マイスキー」「キース・ジャレット」
「スタニスラブ・ブーニン」「武満 徹」
・・・etc
世界の一流のアーティスト達がここの音楽堂でコンサートを開いているのだ!
凄い!!!

さあ、いよいよコンサートが始まる♪
音楽堂の中に入って見た。座席の数は200〜300ぐらいだろうか。
ホールの中を見とれていると・・・・何処からか・・オカリナの音??
「宗次郎」がオカリナを吹きながら、客席後から入ってきた!!!
1曲目、「森を歩きながら」だ!
まさしく、森の中の音楽堂にピッタリの曲だ。
今回はソロ演奏と言う事で、一人でトークを交えながら、演奏するのだ。

宗次郎が舞台に立つと・・・・・凄い・・大きなガラスを隔てた外の背景!
大きな木が風に揺れている、遠くにそびえる山々、流れる白い雲、
そこには、計算し尽くされた、大自然の景色があった。
その景色をバックに宗次郎がオカリナを奏でる!
木のホールならではの、心地よい柔らかな自然な響きだ〜♪

宗次郎の曲は森をテーマにした曲が沢山ある。
知らなかったが宗次郎は10年間(1万個作成した)山の中でオカリナを
自分で焼いていたそうだ。そして、夜〜明け方まで、オカリナを練習していたそうだ。
本当にオカリナを好きで、愛していたのだろう・・・・でも10年なんて・・すごい・・

いよいよ2部になり、、日が沈み、ガラス張りの会場もだんだん暗くなっていく・・・・・・・
ライトアップされた木々が暗闇に浮き上がる。
そして、スポットライトに照らされ、真っ白の衣装に身を包んだ宗次郎が
再び舞台に現れ、オカリナの演奏が始まる。
幻想的な世界の中、どこまでも響き渡る、透明な音♪
最後の曲「夜の森」!目をつぶると・・・・・
夜の鎮まり返った・・森の中、宗次郎が一人でオカリナを吹いている。
そんな錯覚に陥ってしまった・・・・・・・
オカリナ1本でここまで、観客を酔わしてしまう宗次郎にあらためて、脱帽だ!

演奏終了後、全員に握手をして下さり、また、サインまで頂く事が出来た。
宗次郎の手はがっしりと暖かった・・・・・・・!

素晴らしい音楽の興奮と美しい自然の静寂。このコントラスト・・・
都会のコンサートホールでは味わう事が出来ない・・・
素晴らしいオカリナの音色をしっかり胸に刻んで音楽堂を後にした。


今回、ネットサーフィンで見つけた、ペンション「カーテンコール」(linkのページ参照)
に宿泊をした。
ご主人も奥様も暖かいお人柄に、ついつい色々と楽しいお話をしをしてしまった。
また、お料理もとっても、美味しかったな〜。
ここの、コンサートパックは中々お勧め!
また、今度は夏、ジャズ・ナイトも行きたいな!

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