オーストリア紀行
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5日目 6月12日(水) | ||
ゴーザウ メルク (メルク修道院)デュルンシュタイン |
ウィーン |
今日、、またまた4時に目が覚めてしまった! でも、しっかりと熟睡したらしく、とても気分が良い。 窓から、だんだん夜が明けていく外の景色をボーっと眺めている・・・・・・・そして・・・ お日様が顔をだすと、「待ってました!」と朝の散歩に出掛ける。 すがすがしい空気、さわやかな風、とても気持ちがいい〜〜。 朝食も新鮮なお野菜がいっぱい!トマトが大きくて甘くておいしかった。 (でも・・・塩が有名なだけにお料理が、しょっぱいのだ!) さあ!これからバスに乗ってドナウ河畔の町メルクに向かう! 今日はとても良いお天気!だが、暑くなりそうだ。 「メルク修道院」に到着! 丘の上にそびえる壮大な建物だ。 修道院は11世紀末の創建だが18世紀に再建されたため、中世を思わせる古めかしい雰囲気はない。 1970年マリーアントワネットがフランスのルイ16世の元へ嫁ぐ途中、この修道院で1泊していたそうだ。 12時から礼拝堂でお祈りが行われた。 おごそかな雰囲気の中、神父さんが祈りを捧げる。 (「・・・・・ア〜メン・・・」しか解からなかったけれど・・・) それから、なんと礼拝堂のパイプオルガンに合わせて賛美歌を、一緒に歌う事が出来た♪ パイプオルガンの荘厳なる響きに感動!!! 一緒に歌えるなんて・・・・めったに出来ない体験! が・・・!、楽譜を渡されたが・・・英語?読めない・・・ でも、ソルフェージュが出来る!「もうア〜〜でいいや」♪思いっきり、大きい声で歌った。 とても気持ちが良かった、最高だ〜♪ 修道院から、外に出ると、太陽がまぶしい!暑い・・・・・ あの寒かったザルツブルックではホカロンをしていたのに、 今日はギラギラ真夏の太陽が照り付けている!身体が付いて行くのは大変だ(フゥ〜〜) |
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メルク修道院 |
だ華麗なるバロックの 大修道院だ! |
内部の装飾、天井に描かれた絵に見とれてしまう・・・ | メルクの素晴らしい町並みが一望出来る。 |
見事な装飾に圧倒! 素晴らしい〜! |
昼食をとり、これからあの「ドナウ川クルーズ」に出発だ!! 全長2826mのドナウ川、全体の8分の1の約360kがオーストリアを流れてる。 このドナウ川でもっとも美しいのが、ヴァハウ渓谷だ。 これから私が乗る船(メルク〜デュルンシュタイン間)が、この美しいバッハウ渓谷を クルーズして行くのだ。 デッキに座って気持ちがいいだろうな〜・・・と思ったが? 暑い!!あつ〜〜いよ!!何と言う日差しの強さだ。 もう耐え切れないで飲み物を売っている屋根付きの場所に移動。 こんどは、いい感じだな〜。湿度はないので、陰に入ると川からの風が心地良い。 辺りを見渡すと、なだらかなブドウ畑の中に町並みが現れ、険しい岩山の頂には修道院や古城が そびえている。ウゥン・・・・いいな〜。 「ドナウ川」といえば、「美しき青きドナウ」「ドナウ河のさざなみ」・・・etc 沢山の名曲がある。必ずニューイヤーコンサートで演奏される曲の一つだ♪ 青く澄んでいるのかな?と思ったら、かなり濁っていて流れも速いのだ。 さあデュルンシュタインに到着! これから、バスでウィーンに向かいます。 |
ドナウ川クルーズ |
とても、ロマンチックな雰囲気が 漂う町だ |
川岸の岸壁上にそびえている |
町の中心にそびえる 明るい水色の塔だ |
木陰に入ってちょっと 休憩! |
夕方、ウィーンに到着! ホテルはオペラ座のすぐ近く、とても便がよい所だ。 これから、待ちに待っていた「Wiener Staatsoper(国立オペラ座)」に行く事が出来るのだ♪ 今日の曲目はHalevy(アレヴィ)作曲、「La Juive(ユダヤの女)」だ! 7時に開演! エッ?時間がない、急がないと・・・・・・・・・ 今日の暑さで汗びっしょりなので、急いでシャワーを浴びて、 ちょとだけドレスアップして夕食をかけこみ、忙しい〜〜!(バタバタ) さあ、ちょっと気取ってオペラ座に♪ これから、オペラ座ウオッチングしたいと思います! 入り口にモーツァルトもどきが何人もいるよ??? こっちに寄って来てしゃべるが・・・英語?ドイツ語?何しゃべっているか解からない! 「チケット・・・・」だけは解かる。たぶん、「チケットを買って」と言う事・・つまりダフ屋か??? ようし〜、「I have a ticket!」これだけしか言えない私・・・↓(中学レベルだ・・) でも通じたらしいヤッタ!! しかし、まず、オペラ座の入り口が何処だか解からない? ようやく見つけて劇場に入る事が出来た。 正面から2階に続く素晴らしい大階段、シャンデリアの輝くロビー、 真紅の客席、優雅に着飾ったウィーンの人々、ゴールドで縁取りされた白いバルコニー・・・・・etc 念願のオペラ座の中に入って、あまりの素晴らしさに、オペラを聞く前から感動している私! え〜〜と・・・席を探さなくては・・・・2階の9ボックスにはどう行くのかな??? 迷ってようやく2階にたどり着いたものの・・・どこかな? そこに、にこやかに笑みを浮かべている案内嬢発見! プログラムを買って、チケットを見せると、ボックス席に案内してくれた。 そうそう、チップだ! すばやく?渡すとニコっと笑って「サンキュー」と素晴らしい発音の英語で答えてくれた。(フウ〜) ボックス席の中に入ると席の手前にもう一つ部屋があり、クロークみたいな感じで、 洋服をかけられる、荷物も置ける様になっている。贅沢な作りだな〜 ボックス席に座ると意外な事に舞台が見にくいな〜客席はよく見えるけれど・・・・ 後から「かつてオペラは大切な社交の場、反対側の客席えを見て服装をチェックしていたそうだ」 という話を聞いてなるほど・・・・と納得。 いよいよ、「La Juive(ユダヤの女)」が始まった! 舞台は下記の写真の載せてある通り、かなり華やかだ。 そこに流れるWiener Staatsoperオーケストラの素晴らしい演奏♪ 各部分品部品がしかっりと主張し、全体のバランスで圧倒されてしまう。 オーケストラの演奏にのせて、その役にふさわしい歌手が次々と歌い上げる。 ずっしりと重みのあるバリトン、やわらかいソプラノ、完璧にみだれなく転がる歌、うた・・心地いい・・ ちょっと残念なのは、歌っている言葉が通じないので?あらすじが良く解からないのが残念・・・・ でも、休憩を挟んで5幕まで見ているとだんだん解かってくるのだ。 最後に全員舞台に出てのカーテンコール! 拍手、拍手、の嵐!!凄い! 劇場の外に出ても、余韻が残って、ぼーっとして夢心地の私・・・・ 今日は、最高だった!!! でも・・・今度は是非、毎年ニューイヤーコンサートが行われる「楽友協会ホール」で ウィーン・フィルの演奏を聴きたいな♪ |
ウィーン国立オペラ座 |
ちょっと気取って どう? こんなポーズで! |
豪華なシャンデリアや装飾の 華やかさで 気持ちが高まってくる! |
素晴らしい舞台に感激! |
ライトアップされたオペラ座 昼間より素敵 |
ウィーン国立オペラ座、またウィーンの事が書かれているホームページ→http://members.aon.at/hwien/meisho/sons/oper.html
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