プラハ・ウィーン・ブタペストをめぐる
中欧都市紀行8日
                  
5日目ーオーストリア・ハンガリー


日程 行    程
1 【【11:30】KLMオランダ航空で、成田空港発 → 空路、アムステルダム乗り継ぎ、【19:25】プラハへ。
【20:50】プラハ着。着後、ホテルへ。
2 【09:00】プラハ半日市内観光。
歴代の王の居城○プラハ城(◎聖ヴィート大聖堂、○黄金の小路)や、モルダウ川に架かる石橋○カレル橋、
仕掛け時計のある○旧市街広場(旧市庁舎、ティーン教会)など中世の面影を色濃く残す街をめぐる。
【14:00】フリータイム。
3 【08:00】プラハ→バスにて(170km/約3時間)→チェスキー・クルムロフ→バスにて(220km/約4時間)→ウィーン
【午前】チェスキー・クルムロフ観光。
世界遺産に指定されている◎チェスキー・クルムロフ城や、○旧市街へ。
【午後】国境を越え、オーストリアの首都ウィーンへ。(18:30ホテル着)
【夜】夕食は、ウィーン風ワイン居酒屋「ホイリゲ」にて。
4 【09:00】ウィーン終日市内観光。
ハプスブルク家の夏の離宮◎シェーンブルン宮殿や○ベルベデーレ宮殿(庭園)、△国立オペラ座、△王宮に。
また、ヨーロッパを代表する美術館の1つ◎美術史美術館の見学。観光後、フリータイム。
5 【08:00】ウィーン→バスにてドナウベント地方→バスにて(278km/約5時間)→ブダペスト
【終日】ドナウベント地方観光。かつてハンガリーの都だったエステルゴム、要塞の街として栄えたヴィシェグラード、
芸術の香り高いセンテンドレなど、ドナウ河畔の珠玉の古都を訪れる
観光後、ブダペストへ向かう。(17:30ホテル着)
6 【09:00】ブダペスト半日市内観光。ハンガリー歴代の王の載冠式が行われていた◎マーチャーシ教会、◎聖イシュトバーン大聖堂、
○漁夫の砦、○王宮、○英雄広場、△くさり橋へ。
【13:30】フリータイム。
【夜】夕食は、民族音楽とダンスのフォークロア・ディナーショーへ。その後、ドナウ河ナイトクルーズ
7 【07:00】ブダペスト発 →空路、アムステルダム乗り継ぎ、アムステルダム観光・・・帰国の途へ。
8 【09:40】成田空港着。


おはよう!!!
目が覚めたら・・・・またまた汗びっしょりかいて・・・肌着が濡れているよ〜。
朝になると熱は下がるので助かるけれど・・・肌着そんなに持ってきていない、仕方がないのでTシャツを着る事にした。
でも、持ってきた抗生剤も今日の朝でなくなる・・どうしよう??
もう飲まないで大丈夫なのかしら?
と思っても持っていないのだから仕方がないね(・_・、)

今日はハンガリーに出発なので、スーツケースに荷物を詰めて外に出さないと・・・忙しい!
くれぐれも、スーツケースの中に・・倒れない様にしなくっちゃね(゚ー゚*)(。_。*)ウンウン♪
昨日いっぱいお土産を買い込んだので・・とってもとっても重いスーツケースだよ〜〜。

さあ、朝食にレストランへ!
ここで・・・まーねえとなおちゃんに昨夜の事を話出した。
そうしたら「楽友協会ホールででリストのピアノを聴いたのよ、立ち見席だからチケットは1000円もしなかったのよ最高だったわ♪
観客が総立ちになって、ブラボーって・・アンコールに応えてくれて6回も弾いてくれたの」


ウッソー!!!!そ、そんな・・・・行きたかったのに!!!
でも、でも・・・熱があったんだから、仕方がないよね、立っていたら倒れちゃうしね・・・と無理やり納得させているgekoだった・・・。
でも、でも、でも、でも・・・聴きたかったよ゚・

気を取り直して、食事を食べて・・・さあ、ハンガリーに行くよ!
でも、でも、でも、でも・・でも、でも、でも・・・やっぱり気を取り直せなかったo(;△;)o


ショックを受けたgekoを乗せて・・バスはハンガリーに向かって8時に出発した



バスに4時間ぐらい乗っていただろうか?また国境を越えるのだ。
ホントにホントに名残惜しいけれど・・・・オーストリアさん、さようなら


初めまして!こんにちは!ハンガリーさん
車窓から外を眺めていると・・・・しばらくは緑が続いていたが、街に入っていくと
ウィーンの華やかな街並みを違って、可愛い田舎町の家々がとても可愛い!

バスはブダペストから北西60km、ハンガリー建国の地、「エステルゴム」に向かっていた。
ここにはハンガリー最大の教会「大聖堂」があるのだ。

12時頃、大聖堂の駐車場に着いた。
えっ?ここで昼食を食べるの?なんかお城の中に入って行く見たいね。
中に入ると・・暗くてディナーって感じ。
と思ったら、なんと、大聖堂から繋がっていて・・大聖堂から下に降りていくと、この部屋に通じる。以前はワイン倉庫だったらしい、なるほどね〜〜。

で・・・お料理はハンガリー名物牛肉入りのパプリカスープ「グヤーシュ」だ
一口食べると・・パプリカがピリッと効いていて・・・でもやっぱりしょっぱいね〜〜。
他の料理も・・・どうも風邪気味のgekoの口には合わなかったの・・・ごめんね殆ど・・・「フィニッシュ」でしたm(_ _"m)ペコリ

  

昼食の後は、いよいよ「大聖堂」の見学だ!
でも・・・・大聖堂は高台にあるので、行くのには結構階段があるよ〜〜〜!!!
のりママが膝が痛いので「私ここの駐車場で休んでいるから、みんな行ってきてね」と断念しちゃったの
確かに・・・「階段きつそうだもんね・・・のりママ、ゆっくり休んでいてね。」
と言うgekoも体調が今一歩だけど・・・ここは頑張って行かなくっちゃねo(*⌒O⌒)bふぁいとっ!!

階段を登りきると・・・・目の前には「大聖堂」がそびえ建っていた!!

大聖堂は10世紀に聖ステファン王によって建造され、12世紀に再建された
現在の大聖堂は1822〜1869年の間に建てられたもので伝統様式を保っている。
カトリック教会の総本山だって!だから去年のイタリアの大聖堂と似ているんだね〜(゚ー゚*)(。_。*)ウンウン

また、ストリートミュージシャンがいるよ!
笛を吹いて、足首には鈴を付けての一人二役の演奏よ・・・上手ね〜〜♪ウマイウマイ ""ハ(^▽^*) パチパチ♪
って聴いていると・・・みんなから遅れちゃうのよね(笑)

ストリートミュージシャン 「大聖堂」 天井を見上げてみると大聖堂の巨大さがわかる
中に入ると、広々とした、荘厳な感じの大聖堂だった。
教会に入ると真っ先に見てしまうのがパイプオルガン祭壇に対して反対側にあるのよね。
「演奏している時に聴きたいね、どんな響きなんだろうね〜〜」と3人揃って・・・パイプオルガンを見つめているのだった。

本祭壇上部に行くと・・・
祭壇にはイタリアの画家グレゴッティによる高さ13mの「聖母の昇天」が掲げられていた。
れも素晴らしい((((* ̄ー ̄*)†~~~ アーメン

その後、歴史がいっぱい詰まった、宝物殿などを見学して外に出た。
礼拝堂の絵 パイプオルガン 本祭壇

しかし・・・太陽がまぶしい〜〜暑いね!
ガイドさの言う事には、先週まではずっとお日様が見えない、ぐずついたお天気が続いていたらしい。
私達が旅行にきてから、お天気になったんだって!
やっぱり・・・今回も晴れ女のgeko!!
でも・・・・体調不良は困ったもんだけど・・・・・・(゚_゚i)タラー・・・


駐車場に行くと、のりママが今や遅し!と待っていた。
あれ?お土産をいっぱいと買い込んでいるよ、時間があったら買っちゃうよね分かる分かるよ。

バスはこれから「ヴィシェグラート」に向かう。


「ヴィシェグラート」とはスラブ語で「高い城」という意味。
ドナウの曲がり角にある、かつての城塞都市なのだ。
あっと今に「ヴィシェグラート」に到着した。

要塞跡は、やぱっり名の通り、高い所にあるのね・・・よっこらしょ、よっこらしょ・・・と頑張って歩かないと着かないね。
のりママ・・・頑張ってね〜〜〜フレーヾ(゚▽゚ゞ)( シ゚▽゚)尸_フレー

でも、ドナウ川の眺めが素晴らしいね!!
ウィーンから東に流れてきたドナウはハンガリーに入ると急に向きを南に変えてブダペストへ向かう
このドナウ川が弧を描くあたりが・・・ドナウベントなのだ。
高台から見下ろすと・・・弧を描いているのが良くわかるね

歩け・・歩け・・・でも暑いねぇ〜 ドナウベント 要塞跡&シャラモン塔

ドナウ川を背に・・またまた歩く

ようやく着いた!!と思ったら・・・・シャラモン塔まで階段があるね!!!!
のりママは「私ここで待っているから、みんな上がって来て」と下の椅子に腰掛けて待っている事になった。
結構疲れるよ〜〜〜、このお城に来るのには体力がないとね、ホント昔の人は大変だったよね〜・・・・( ̄。 ̄ )ボソ...

3人でシャラモン塔の上まで上がった!

そこから、ツアーの人たちも一緒になって
大きい声でのりママを呼んだ!

「のりママ〜〜!」o(* ̄○ ̄)ゝ

何回も呼んだら・・・
やっと分かって

「は〜〜〜い!」\(o ̄∇ ̄o)/ハーイ
と、めでたく分かったのだった。


この素晴らしい景色の中
大きい声出すのって
気持ちいいねぇ〜〜
のりママ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! は〜〜〜〜〜い!!!
今日は遠足の子供達にも沢山あった。
驚いた事に、子供達が私達に会うと「こんにちは!」って挨拶するの。
小さい頃から、きっと日本語勉強しているんだよね。
ハンガリーの人達って、片言の日本語を喋ってくれる、お金も3カ国で唯一、「円」でOKだしね。
日本語勉強すると将来日本人を相手に商売出来る物ね。
何時も思う事だけど・・・外国の人達って2カ国語、3カ国語も喋れるんだよね。
我々日本人って、英語も・・????gekoなんか・・・日本語だけだよ・・・・反省o( _ _ )o


このギロチンは本物ではなく、写真用に置いてあるのよ。
子供達、とっても楽しそうに遊んでいたわ。

バスはヴィシェグラートを後に、センテンドレに向かった。



すぐに最後の観光、センテンドレに到着した!

首都・ブダペスト北方20kmに位置するセンテンドレは、14世紀〜17世紀のオスマン・トルコ支配
から逃れて来たセルビア人やギリシア人達が開発した小さなメルヘンのような町だった。
20世紀になると、この街に魅了されて多くの芸術家が移り住むようになったので、ここの小さいながらも美術館、博物館が14もあるの

メルヘンが大好きなgekoは、この街がとっても気に入ったの。
中でもハンガリーを代表する人気女流陶芸家「コヴァーチ・マルギット」の博物館に入り、コヴァーチの作品に釘付けになった。
民族的要素を現代陶芸に取り入れ、土色の陶肌に淡い色で単純に色付けされている。
ハンガリー民族の喜びや悲しみを巧みに土で表現している。
素朴な作品に・・・言葉では言い表せない感動を覚えるのだった。
作品は撮影禁止なので・・・・撮れなかったのが残念・・。

ここで一つ、キョンシーにまた苛立った!!
コヴァーチ・マルギット博物館の中で椅子が数個あった。
みんな、かなりの強行軍で疲れている、誰でも座りたい!!膝が痛い、足が痛い人たちもツアーの中で沢山いるのだ。
なのに、なのに、「疲れちゃてね」って一番に座るのがキョンシーだった!!!
「添乗員さん、あなたは仕事ですよね、お客さんをまずは座らせるのが当たり前でしょう

センテンドレの街 緑に映える教会 コヴァーチ・マルギット博物館
レース刺繍を売っているお店 中央広場には、馬車が・・・ 可愛いお人形

中央広場で解散になり少しの時間自由行動!
レース刺繍のお店を覗いたら・・・
太っちょの叔母さんが、gekoの方を見て「かわいいねぇ〜〜」と片言の日本語を喋る。
「かわいい」って誰の事???そんな事言われたのは・・もうかれこれ何十年振りだわ(≧m≦)ぷっ!
と言いつつも・・・店の奥の方に案内して売る算段なのよ!
これは気をつけないとね、「かわいい」でだまされない様に・・・注意注意よ〜〜。
でも、ハンガリー刺繍は素敵だけれど高いのよ、それだけ手が込んでいるから仕方がないけれど・・・数万円の物がいっぱいある。
だから私もお店の人に値段見て「かわいくないねぇ〜〜〜〜」って言ってお店から出てきちゃったのヾ(@^▽^@)ノわはは

とにかく乾燥が酷いので、咳が止まらなくなってきた、これは大変Σ( ̄Д ̄;)
美味しそうなアイスクリームのお店発見!
色々な種類のアイスクリームがあった、どれにしようかな????
迷った末・・・gekoはストロベリーのアイスを注文した。
一口食べたら・・・「おいしい〜〜〜〜〜〜!!」喉がカラカラだったので生き返ったわ〜〜〜




お気に入りのセンテンドレの街ともお別れ・・・・。これからブダペストのホテルに向かいます!

ブダペストの街中はかなり、車が渋滞していてホテルまでは時間がかかった。
「ブダペスト」はドナウ川を挟んで、「王宮の丘ブダ地区」「国会議事堂を中心としたペスト地区」に分かれている。
ガイドさん曰「ブダ」はお水と言う意味、そして「ペスト」は熱いという意味
だからブダペストは熱いお水=温泉という事なんですよね」
納得、そうだったのか!温泉王国だものね、ブダペストは公式浴場がなんと32もあるのよ。
温泉が湧き出ている所128箇所もあるんだって、凄いね!
何時の日か・・・ブダペストの温泉で【〜〜〜(´▽`A)〜〜〜】 イイユダナ~♪なんて歌って見たいね


そんな事考えながら・・・ニヤニヤしていたら・・もうホテルに着いたの(笑)
今日止まるのは五つ星のホテル「マリオット
ドナウ川に沿って建っていて、客室が全部ドナウ川を望める最高のロケーションのホテルだったヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
お部屋に入ると・・・・こんな感じ、とっても素敵よ!
今日はまーねえと一緒のお部屋ね、宜しくお願いしま〜〜す。



のんびりと寛ぎたいけれど・・・すぐにディナーの時間だ!
今日はホテルのレストラン・・・五つ星のホテルのディナーが楽しみね(@⌒ο⌒@)b ウフッ

で・・・・こんなお料理でした!
昼食で食べたハンガリーの名物料理の「グヤーシュ」が出た。
やっぱりホテルの方が美味しいね〜〜〜。
パンにつける、バターもオレンジ色のはパプリカ入りさすがハンガリー、ちょっとピリ辛なのね。
お料理も美味しかったが・・・やはり熱っぽいので食欲がないので、食べられなかったの(;へ:)。

ディナーが終わって、夜景が綺麗なので外に出て散歩をする事にした。
ぶらぶら歩いて、エルジェート橋の上に上がった。
「綺麗〜〜〜〜!!!!」

もう、4人揃って・・・で大きな歓声を上げた
そこから眺める、くさり橋や王宮やマーチャーシュ教会がライトアップして・・本当に見事!!
幻想的な夜景、世界で一番美しいと言われて「ドナウの真珠」「ドナウの薔薇」と讃えられているが・・・本当にその通り!

この夜景を忘れないように・・・頭の中に鍵をかけて・・・しまっておこうね(笑)

そして頭の中に・・「美しく青きドナウ」が流れ・・・またまた皆で合唱♪〜〜〜♪〜〜〜♪
本当に美しいのよ!!!

さあ、ホテルに帰ろう!と玄関まで来たら・・
元気組の、まーねえとなおちゃんは「もっと散歩したい!」と、まだドナウ川の散歩を楽しむのだった。

静養組の私とのりママは部屋に戻った。
昼間は暖かかったけれど・・・夜の空気は冷たい、もう限界だったの。

で・・・・部屋に戻ってお風呂で暖まって・・・ベッドに直行!

疲れきっているので、まーねえを待たずに

またまた、gekoは眠ってしまったのでした・・・Zzz…(*´〜`*)。o○ ムニャムニャ



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