スペイン11月23日

11月23日

　　2日目　11月24日（日）

マドリード観光　　　（プラド美術館・ソフィア王妃芸術センター・スペイン広場　）　　　　　トレド

夜は早く寝たが・・・
二人揃って、目が覚めた！！！
「もう朝の6時よ」と思って時計を見ると・・・
何と夜中の1時

何てこったぁ～～～～、体内時計が狂っているんだぁ～～。
と二人して、2時、3時、4時と・・・
段々明るくなっていく様子を眺めている二人だった（ちなみに新婚さんは良く寝られたそうです・・笑）
「夜明けのコーヒー二人で飲もうと・・・」なんて歌があるけれど・・・
「夜明けの緑茶（＆梅干）二人で飲もうと・・」なんて、やっぱり35年経つと、こんなになるのねぇ～(*≧ｍ≦*)ﾌﾟﾌﾟｯ

しかし・・・1時から起きているから、もうお腹グ～～グ～～鳴っている～～。
「早く来い来い朝ご飯！！！」

やっと、7時半！！！
「待っていました！」と一番でレストランへ！

朝から生ハム＆チーズ＆絞りたて100パーセントのオレンジジュース。
美味しい～～～～～～～～～

しっかりと朝食を取って、8時50分これからマドリード観光です！

今日の現地ガイドさんは、とっても楽しい方でサッカー＆ゴルフ好きのオカさん。
新婚さん達はサッカー大好きだから、スペイン旅行決めたらしい。
オカさん、それを聞いてサッカーの雑誌＆写真などを持ってきて、皆さんに見せて下さり、ベルナベウサッカー場にも立ち寄って下さった。

gekoは、サッカーの事は良く分らないけれど・・・憧れのサッカー場なんだね。
みんな大はしゃぎしている

以前から行きたかった「プラド美術館」に到着！
うわ～～結構人がいる～～。

中に入ると・・・
一番に目に飛び込んで来た絵！

★ラス・メニーナス（官女たち）・・・ベラスケス1656年
うわ～～～～～～～～～～～～！！！
と、ただ目を見張る、素晴らしい。

宮廷の人達をありのままに描いたといわれるこの絵は中心に王女マルガリータ、
周りに官女たちを、画家ベラスケス本人がフェリペ４世夫婦の肖像画を描いてるところなのだろうが・・・
王夫婦は実際には登場しないで、奥の鏡に写っているように描いている。

描かれているベラスケスの目を観ると、私が左に行っても右に行っても、何処に行っても、こっちを向いている。
観ている人達に視線が向けられるの・・・凄いね。

そして、見るひとをいつの間にかその空間にいれてしまう、魔術のような空間の広がりをもっている。

この絵が「絵画のなかの絵画」といわれているけれど、全くその通りだわ。

そして次の部屋には、観たかった・・・ムリーリョの絵があった。

★ 無原罪の御宿り・・・ムリーリョ1670年

ムリーリョ独特の柔らかい光彩と筆跡によって表現される人物の輝くような描写が見事に示されている。
輝かしい光に包まれる聖母マリア、そして愛らしい天使（子供）の表現・・・
ただ、ただ。。。。見とれてしまう。
ムリーリョは、可愛そうに自分の子供達を疫病で全員亡くしてしまう。
だから、その子供達を愛しむかのように描かれているのね。
きっと、「マリアさんに子供達を天国に導いて下さい」と描いているんだろうな。

他にも、ゴヤの「カルロス4世とその家族」「着衣のマハ」・・・
ゴヤの黒の時代の絵など、と大作がずらっと並んでいた。

時間がないので、また今度ゆっくりと来たいね、ムーミンパパ！

そして次に「ソフィア王妃芸術センタ」に行った。

ここには、ピカソが描かれた有名なゲルニカがあった。

★ゲルニカ・・・ピカソ1937年

１９３７年４月２６日、フランコの要請に応じたヒトラーの空軍が、突然スペインの小さな村ゲルニカを爆撃した。
そしてわずか３時間の間に三分の一の二千人もの村人が殺害されてしまった。
ピカソは、このことに対して激しい怒りを込めて、わずか一ヶ月の間に、大作「ゲルニカ」を完成させてしまったそうだ。

死んだ子を抱き泣き叫ぶ母親、天に救いを求める人、狂ったようにいななく馬などが戦争の悲惨さを訴えている。
この絵をずっと見ていたら、長崎の原爆の絵を思い出した。
戦争のない平和な世界になりますように・・・・

美術館を後に、途中「スペイン広場」で写真ストップ！

スペイン文学の傑作「ドン･キホーテ」の原作者セルバンテスの没後300年を、
記念して建てられたモニュメントがあることで有名な広場。
ドン･キホーテとサンチョ･パンサ像の上にはセルバンテス像が飾られている。

今回は新婚ツアーなので（笑）何時も気を利かしてエグリンがツーショット撮ってくれる。
だからムーミンパパとの写真がいっぱいよ。
赤の姫2号のスカート借りて一応若作りしたつもりのgekoばーちゃんヾ(^▽^*おわはははっ!!

いよいよ、昼食タイム！
スペインでは、シエスタと呼ばれる昼寝を含む長時間の昼休憩（13:00～16:00が目安）の習慣があるので、
日本みたいに、12時がお昼ではなく遅い時間が多い。
だから1時ごろの時間にレストランに行っても人が殆どいない状態なのね。

今日の昼食は人気の高級レストラン「カサデバレンシア」早い時間だから誰もいなかった。
　
ムール貝、イカ焼き、パエリア、メロン・・・etc
とにかくいっぱい美味しいお料理を堪能した。
それにしても、このパエリアイカ大きいでしょう！！！

凄いご馳走にビックリ仰天だ！！

美味しくて美味しくて・・・・
みんな、とにかく食べたσ(´～｀*)ﾑｼｬﾑｼｬ(*´▽｀)◇ゞｺﾞｸｺﾞｸ(*´▽｀*)=3ﾊｱｰﾃﾞﾘｼｬｽ♪

そうして・・・・

それまでは大丈夫だったのに、
レストランを出る前にトイレに入った途端！

胃が痛い！！！！
気持ち悪い！！！
お腹が痛い！！！
と3拍子揃って激痛～～～～～～～～～～∑(＞д＜)

トイレから出られなくなってしまい・・・

エグリンが心配でトイレに来てくれたが・・・
出られず・・・・

今度は痛みから・・・下痢が始まったので、またトイレに閉じこもり"/(;-_-) ｲﾃﾃ･･･

何十分？？かして落ち着いてきたので、やっと出られたが・・・
まだお腹が下りそう～～～～(*ﾉ-;*)

みなさんに胃腸の薬＆お水を頂いて、飲んだら少し落ち着いてきたので・・
ようやくバスの中に入り・・・出発！
皆さんを待たしてしまい、ごめんなさい・・・。

しかし、バスで移動するので下痢は辛かった。

何とか下痢も落ち着いて。。。
やっとトレドに到着ヾ(´ε｀;)ゝふぅ。。。

古い趣のある「アルフォンソ6世ホテル」だった。

もうgekoはベッドにダウン・・・・。
ムーミンパパの介抱で・・・
寝てしまったgeko

夕食も無理・・・

そして、夜の12時過ぎても、まだ下痢が少し止まらなかったので・・
エグリンに電話して・・・
下痢止めの薬をお願いした。

エグリンは添乗員をやりながらも、アロマの資格も持っている。
だから、カモミールを含ませたコットンも一緒に持ってきてくれた。

御陰でよ～～く眠る事ができた・・・。

ありがとう、夜中に起こしてしまってごめんなさいエグリン！！！

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